50歳で叶えた大型犬との暮らし。11年後、定年の日に始まった最後の時間

昭和の人生
リアクション
2026年08月01日
昭和40年代、犬は今よりもずっと身近な存在でした。犬を飼えないまま育った少年が、50歳でようやく叶えた大型犬との暮らし。
迎えたのは、体重53キロにまで成長したジャーマンシェパードの「デンスケ」でした。
幼いころから、大型犬と一緒に暮らすことが夢だった男。出張のない仕事に変わったことをきっかけに、妻へ相談するより先に子犬を予約します。
生後55日でわが家にやって来たデンスケは、いつも男の後をついて歩き、外出するときも車の後部座席が定位置でした。
夜も同じ部屋で眠り、男が63歳で定年退職するまで、一日も離れることなく毎晩を一緒に過ごしました。
しかし、定年退職の日。デンスケの後ろ足に、突然力が入らなくなります。
人間用の介護オムツに尻尾の穴をあけ、部屋にはトイレシートを敷き詰めました。歩けなくなったデンスケを大きな台車に乗せ、近所の人たちへ最後の挨拶をしながら散歩しました。
愛犬との別れは悲しい。それでも、最後まで全力で介護をやりきった男は、こう考えます。
「あと15年もすれば、私もあちらへ行く。また会える」
この物語が、愛するペットを見送った方や、今もペットロスの悲しみを抱えている方の心に、少しでも寄り添うことができれば幸いです。
※この動画は、昭和の暮らしや人生の記憶をもとに構成した物語です。
#昭和の記憶 #愛犬との別れ #ジャーマンシェパード