※これが参政党のエースです…「40年以上でわずか2件」塩入清香議員が突きつけた数字に、片山大臣も「外為法だけでは対応できない」

Hirano Kei
リアクション
2026年08月25日
※これが参政党のエースです…「40年以上でわずか2件」塩入清香議員が突きつけた数字に、片山大臣も「外為法だけでは対応できない」.
参政党・塩入清香議員が片山さつき財務大臣に「外為法改正案」の実効性を問うた参議院財政金融委員会の質疑を、さーやがわかりやすく解説してお届けします。

塩入議員はまず、外為法に基づく事前届出が年間およそ3000件ある一方で、「1980年以降、買収中止に至った案件というのは、40年以上の期間の間に僅か2件」だと指摘。米国のCFIUSの審査では「2024年だけ見ましても、安全保障上の懸念により9件が中止、撤退、売却に至っております」と比較し、「国民の目から見ると、ほとんど止めていないというように見えております」と切り出しました。東芝やシャープ、西武ホールディングスなどが外資の影響下に入った現実を挙げ、シャープを買収した鴻海がさらに中国企業に買収された場合は審査の対象になるのかと問うと、片山大臣は「私の立場では直接のお答えというのはちょっと控えさせていただきますが」と前置きしたうえで、一般論として、親会社ごと買収される間接的な取得も今回の改正で規制の対象に加えると説明しました。

後半の焦点は水道や空港の「運営権」です。塩入議員はボリビアで水道料金が約3倍に高騰した「水戦争」や、政府がPPP・PFIを今後10年で30兆円規模へ拡大する方向であることを挙げ、運営権は外為法でどこまで対応できるのかと質問。片山大臣の答えは、運営権の取得そのものは株式の取得などを伴わない限り「外為法の審査対象にはならないという、こういう整理であります」というものでした。塩入議員は「ほかの法律で規制を掛けていただきたい」と求め、最後に「年間3000件の申請をたった70人でさばいているというようなお話も伺いました」として、日本版CFIUSを単なる会議体ではなく常設の専門組織にするよう求めました(収録:2026年5月28日 参議院財政金融委員会)。

―― 用語解説 ――
◆ 外為法:正式には外国為替及び外国貿易法。外国の投資家が日本企業の株を取得する際に、国の安全の観点から事前に届け出て審査を受ける仕組みの根拠になる法律。今回はこの改正案が議論された。
◆ 対内直接投資審査:外国の投資家が日本企業の株式などを取得する前に国に届け出て、財務省と事業所管官庁が安全保障上の問題を審査する制度。2024年度の届出は2903件、取下げは363件(緒方国際局長の答弁)。
◆ CFIUS:米国の対米外国投資委員会。外国企業による米国企業の買収を安全保障の観点から審査する省庁横断の組織。今回の改正では、これにならった日本版CFIUS(対日外国投資委員会)を創設する。
◆ コンセッション方式:空港や水道などの施設の所有権は公共に残したまま、運営する権利だけを民間企業に任せる方式。塩入議員は累計70件超、PFI事業は800件超と指摘した。
◆ みなし外国投資家:国内の投資家でも、外国政府などの支配・影響の下で投資する場合に外国投資家とみなして審査対象に加える、今回の改正の新しい仕組み。雇用関係や親族関係、指示の有無などの実態で評価する。

―― もくじ(タイムスタンプ)――
0:00 ダイジェスト
0:43 オープニング
1:18 塩入清香議員×片山さつき財務大臣 外為法改正案の審査は機能しているのか
2:11 緒方国際局長 届出は年間約2900件、取下げ300〜400件
3:16 塩入議員「1980年以降、買収中止はわずか2件」米国CFIUSは2024年だけで9件
5:57 緒方局長 従来制度の不十分だった点と今回の改正の柱
7:39 議決権50%未満でも実質支配するケースはどう審査するのか
8:31 ​緒方局長「みなし外国投資家」で規制の対象に
9:53 国ごとのリスク評価の提案 上海電力のメガソーラー、鴻海とシャープ
12:46 ​片山大臣「私の立場では直接のお答えは控えさせていただきますが」
14:06 水道・空港の運営権 ボリビアの「水戦争」とPFI30兆円
16:20 片山大臣「運営権の取得そのものは外為法の審査対象にはならない」
18:05 デジタル行政推進法案・地域金融力強化プランとの整合性
20:14 ​片山大臣「健全な投資は受け入れるが、経済安全保障上問題のある投資は駄目」
22:01 塩入議員「年間3000件の申請をたった70人で」常設の専門組織を
23:53 今回のまとめ
26:07 用語解説
28:08 エンディング

―― この動画の独自リサーチ ――
質疑の映像に加えて、国会会議録(2026年5月28日 ​参議院財政金融委員会 第10号)の原文と一言一句を突き合わせ、字幕を発言どおりに起こしています。届出2903件・取下げ363件・買収中止2件・CFIUSの9件・PFI30兆円・「3000件を70人」といった数字は、すべて答弁と質問の原文から拾って整理しました。塩入議員が追及した側、片山大臣が整理した側の言い分を、どちらも原文どおりに分けて構成しています。

―― 出演 ――
塩入清香(参政党/参議院議員)、片山さつき(財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融))、緒方健太郎(財務省国際局長)

―― 引用元 ――
・参議院インターネット審議中継(2026年5月28日 財政金融委員会)
 https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/detail.php?sid=9053
・国会会議録検索システム(第122114370X01020260528 財政金融委員会 第10号)
 https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122114370X01020260528

―― クレジット ​――
ナレーション:VOICEVOX:冥鳴ひまり
BGM:露草(DOVA-SYNDROME)

#塩入清香 #片山さつき ​#外為法 #国会

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