【衆院選2026】“高市旋風”で自民300議席超え...中道・野田氏「万死に値する」、壊滅的惨敗の裏側と公明系“全員当選”のワケ

中京テレビNEWS
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2026年02月10日
今回の衆議院選挙で、自民党は過去最多の316議席を獲得。全国で巻き起こした高市旋風、野党第一党の壊滅的惨敗の裏側と公明系“全員当選”の理由とは。

自民党は過去最多の316議席を獲得

絶え間なくふる雪のように各地で“大荒れ”となった真冬の衆院選。“高市旋風”によって積み上がった自民党の票は、この地方の野党議員を一気に飲み込んでいきました。

自由民主党 高市 総裁:
「まず日本維新の会との連立。これはしっかりとこれからも続けていきたい。この思いは強くございます。さらに一緒にやろうよと言ってくださる政党がありましたら、ぜひご一緒にやらせていただきたいなと思ってます」

自民党は単独で316議席を獲得し、戦後初めて衆議院全体の3分の2を超えました。これにより、法案が衆議院で可決後、参議院で否決されても、自民党単独で衆院での再可決が可能となります。

連立を組む日本維新の会は、36議席を獲得、与党として352議席となりました。

解散直前に立憲民主党と公明党が結党した中道改革連合は、公示前の167議席から120議席近く減らして49議席となり、党の重鎮らも次々と落選しました。

中道改革連合 野田 共同代表:
「まさに代表である私の責任が極めて大きいと思います。万死に値する大きな責任だと思ってます」

中道改革連合 斉藤 共同代表:
「それぞれの党を離党して、中道の旗のもとに集まるという大決断をさせていただきました。その責任はきちっと取らなければならない。このように思います」

国民民主党は28議席を獲得し、公示前から1議席伸ばしました。

参政党は公示前の2議席から大きく伸ばし、比例代表で15議席を獲得しました。

今回初めて衆院選に挑んだチームみらいも、比例代表で11議席を獲得しました。

そのほかの5党については、共産党4議席、れいわ新選組1議席、減税日本・ゆうこく連合1議席、日本保守党0議席、社民党0議席となりました。

中道改革連合、公明系“全員当選”のワケ

野党第一党が壊滅的な結果となった、今回の衆議院選挙。中道改革連合の野田共同代表は、「万死に値する大きな責任」と深刻さを示しました。

この言葉には、どのような意味が込められているのでしょうか。

まず一つ目は、「議席の数」。前回の衆院選では、立憲と公明で合わせて172議席を獲得しましたが、今回の衆院選で、中道として獲得した議席は49議席。前回より議席が、3分の1以下になるというまさに“歴史的惨敗”となりました。

さらに二つ目は、当選者の“うちわけ”。前回の衆院選で立憲の当選者は48人でしたが、今回は21人に減っています。一方、公明は前回24人当選していましたが、今回は比例代表によって28人が“全員当選”となっているのです。

うちわけを見てみると、公明系は前回より当選人数が増えています。なぜ、立憲系と公明系でこんなに差が付いているのでしょうか。

これには、中道が結成された時の“取り決め”が関係しています。

中道を結成したとき、公明党は小選挙区で候補者を撤退させる代わりに、比例代表で公明系の候補者を優先的に名簿の上の方にあげて、当選しやすいように優遇することを条件としました。この取り決めによって、公明系の候補者が“全員当選”することになったのです。

今回の結果について、立憲系候補者の周辺を取材すると、「今回の選挙は明らかに、立憲系ばかりが割を食っている」、「表立って口に出す人はいないが、不満を持っている人は多いと思う」など声が。また、「そもそも中道という党を、存続させることはできるのか」と危機感を抱く声も聞こえました。

今回の結果で、与党と野党で大きな差がついた衆議院。これによって、与野党間の間で議論がしっかり行われなくなることが懸念されます。

実は、議席の3分の2を1つの政党が獲得するのは“戦後初”。このような状況を、私たちは初めて経験することになります。

ここで重要となってくるのが、「有権者の目」。

当選した人たちが国会でどんなことをやるのか、ちゃんと議論してくれるのか、私たちのことを見てくれているのか、国民のためにしっかり政治をしてくれるのか。“投票して終わり”ではなく、しっかり見ていくことが大切なのです。

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