「伝えた記憶ある」福岡県知事が告白した自民党県議団への”横流し” 県民が見せられていた福岡県議会の茶番 「上下関係」と「悪しき慣例」は変わるか
リアクション
2026年07月30日
福岡県議会では、議員ではなく職員が質問と回答を作るという茶番が長く行われていました。
他会派がつくった質問を職員が無断で自民党県議団に伝えるという”横流し”には、知事自身も、関与を告白しました。
これまで県民が信じていた県議会は一体、何だったのでしょうか。
悪しき慣例に抗議や波紋が広がっています。
座れない職員たち 見送りや「先生」 県議会の光景
「おはようございます」
7月30日、福岡県議会で開かれた調査特別委員会で、入室してきた議員に挨拶する職員たち。
一見、普通の光景に見えますがかつては・・・6月30日のワンヘルス・地方分権等調査特別委員会。
議員が部屋に入ると、職員全員が一斉に起立してお辞儀。
さらに・・・委員長を務める 野原隆士 議員「宮嵜課長」ワンヘルス総合推進課 宮嵜敬介 課長
「先ほど委員のご質問があったことにつきまして、今年4年目という位置づけになっております」
委員長を務める 野原隆士 議員「座ってどうぞお答えください」福岡県 東宣行 総務部長(当時)「委員長」
委員長を務める 野原隆士 議員「東総務部長」福岡県 東宣行 総務部長(当時)「以前、国で勤務していたことがあるという趣旨での・・・」
委員長を務める 野原隆士 議員「座ってどうぞ説明ください」
発言する前に立ち上がるのが慣例となっていた県職員。他にも議員を「先生」と呼んだり、委員会が終わったあとも議員が退出するのを起立して見送っていました。
「悪しき慣例」知事が公表した”質問の横流し”問題
福岡県 服部誠太郎 知事
「議会制民主主義の根幹を揺るがす問題でありました。執行部として深く反省しなければいけないと思っております」
長年、県議会と福岡県との間で続いてきた「悪しき慣例」。さらに29日、服部知事が新たに発覚した問題を公表しました。
県議会で質疑がある際、議員が作る質問を県の職員が代わりに作成していたことが判明。
さらに最大会派の自民党県議団に、他の会派の質問を無断で“横流し”していたと明らかにしました。
県知事も横流しを告白
県庁での勤務経験が長い服部知事もー福岡県 服部誠太郎 知事
「『他会派がこの点について問題意識が持っていて質問をするような情報があります』と(自民党県議団の議員に)伝えた記憶がある。これについてやっぱり反省しなければならないと思う。40年来、長い時間の中で形成されてきた議員と職員の間の上下関係。議員から頼まれた言われたことに対して従わざるを得ない」
広がる波紋 「(質問を)パクって恥ずかしくないのか」
質問の横流しなどに対し公明党県議団が30日、県に対して厳重抗議。公明党県議団 団長 新開昌彦 議員
「県民の県議会に対する信頼を失墜させるものであり、到底看過することはできません」
その上で、公明党県議団の議員は「質問の作成を県に依頼したことはない」と明言。
自民党県議団の議員を強く批判しました。公明党県議団 団長 新開昌彦 議員
「(質問を)パクって結果だけ持っていく。そういう慣例だったということであればぜひ止めてもらいたい。(議員として)恥ずかしくないのかと」
県庁に並ぶタクシー「午前3時半」にも
RKB 野島裕輝 記者
「まもなく午後11時半です。まだ県庁の多くの部屋に明かりがついています」
県職員は議会対応に苦心しています。日をまたいでも続く議員の質問に対する「答弁作成」。
今年の6月議会でも職員たちが深夜まで残業。外には仕事終わりの職員を待つタクシーも見られました。タクシーの運転手「議会の時だけですね、議会が始まる前は残業が多いから」
Q 今までで一番遅かったのは?
タクシーの運転手「午前3時から3時半でしょうね」
座ったまま発言、議員を見送らず・・・・”いびつな関係”変えられるか
福岡県議会 空港・交通インフラ調査特別委員会県職員「期間路線である国際定期便の維持・拡充を図るため」
30日の委員会ではこれまでと異なり、県の職員は座ったまま発言。
委員会の終了後もすぐに退出し、県議を見送る姿もありませんでした。
「悪しき慣例」の改革を強調する県と県議会。
長年の意識を根本から変えられるのか、その実効性が問われています。
詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2839712
他会派がつくった質問を職員が無断で自民党県議団に伝えるという”横流し”には、知事自身も、関与を告白しました。
これまで県民が信じていた県議会は一体、何だったのでしょうか。
悪しき慣例に抗議や波紋が広がっています。
座れない職員たち 見送りや「先生」 県議会の光景
「おはようございます」
7月30日、福岡県議会で開かれた調査特別委員会で、入室してきた議員に挨拶する職員たち。
一見、普通の光景に見えますがかつては・・・6月30日のワンヘルス・地方分権等調査特別委員会。
議員が部屋に入ると、職員全員が一斉に起立してお辞儀。
さらに・・・委員長を務める 野原隆士 議員「宮嵜課長」ワンヘルス総合推進課 宮嵜敬介 課長
「先ほど委員のご質問があったことにつきまして、今年4年目という位置づけになっております」
委員長を務める 野原隆士 議員「座ってどうぞお答えください」福岡県 東宣行 総務部長(当時)「委員長」
委員長を務める 野原隆士 議員「東総務部長」福岡県 東宣行 総務部長(当時)「以前、国で勤務していたことがあるという趣旨での・・・」
委員長を務める 野原隆士 議員「座ってどうぞ説明ください」
発言する前に立ち上がるのが慣例となっていた県職員。他にも議員を「先生」と呼んだり、委員会が終わったあとも議員が退出するのを起立して見送っていました。
「悪しき慣例」知事が公表した”質問の横流し”問題
福岡県 服部誠太郎 知事
「議会制民主主義の根幹を揺るがす問題でありました。執行部として深く反省しなければいけないと思っております」
長年、県議会と福岡県との間で続いてきた「悪しき慣例」。さらに29日、服部知事が新たに発覚した問題を公表しました。
県議会で質疑がある際、議員が作る質問を県の職員が代わりに作成していたことが判明。
さらに最大会派の自民党県議団に、他の会派の質問を無断で“横流し”していたと明らかにしました。
県知事も横流しを告白
県庁での勤務経験が長い服部知事もー福岡県 服部誠太郎 知事
「『他会派がこの点について問題意識が持っていて質問をするような情報があります』と(自民党県議団の議員に)伝えた記憶がある。これについてやっぱり反省しなければならないと思う。40年来、長い時間の中で形成されてきた議員と職員の間の上下関係。議員から頼まれた言われたことに対して従わざるを得ない」
広がる波紋 「(質問を)パクって恥ずかしくないのか」
質問の横流しなどに対し公明党県議団が30日、県に対して厳重抗議。公明党県議団 団長 新開昌彦 議員
「県民の県議会に対する信頼を失墜させるものであり、到底看過することはできません」
その上で、公明党県議団の議員は「質問の作成を県に依頼したことはない」と明言。
自民党県議団の議員を強く批判しました。公明党県議団 団長 新開昌彦 議員
「(質問を)パクって結果だけ持っていく。そういう慣例だったということであればぜひ止めてもらいたい。(議員として)恥ずかしくないのかと」
県庁に並ぶタクシー「午前3時半」にも
RKB 野島裕輝 記者
「まもなく午後11時半です。まだ県庁の多くの部屋に明かりがついています」
県職員は議会対応に苦心しています。日をまたいでも続く議員の質問に対する「答弁作成」。
今年の6月議会でも職員たちが深夜まで残業。外には仕事終わりの職員を待つタクシーも見られました。タクシーの運転手「議会の時だけですね、議会が始まる前は残業が多いから」
Q 今までで一番遅かったのは?
タクシーの運転手「午前3時から3時半でしょうね」
座ったまま発言、議員を見送らず・・・・”いびつな関係”変えられるか
福岡県議会 空港・交通インフラ調査特別委員会県職員「期間路線である国際定期便の維持・拡充を図るため」
30日の委員会ではこれまでと異なり、県の職員は座ったまま発言。
委員会の終了後もすぐに退出し、県議を見送る姿もありませんでした。
「悪しき慣例」の改革を強調する県と県議会。
長年の意識を根本から変えられるのか、その実効性が問われています。
詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2839712