長年の与野党相乗りに終止符 札幌市長選は自民党推薦を勝ち取った伴良隆市議と荒井優前衆院議員らの”保守層争奪戦”の様相に

HBCニュース 北海道放送
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2026年09月14日
2027年春に控える札幌市長選挙は、ようやく、9月12日に自民党の推薦候補が決まり、これまでの「与野党相乗り」から事実上の「与野党対決」の構図が固まりつつあります。

■自民党推薦候補が伴良隆市議に決定

2027年春の札幌市長選で自民党の推薦候補になった伴良隆札幌市議です。

伴良隆札幌市議
「様々な方にご同意、ご推挙、そしてご支援をいただけるように粉骨砕身やってまいりたい」

勝負の分かれ目は自民党が一枚岩になって戦えるのか、です。

三上洋右札幌市議
「青天の霹靂だ」

自民党は、8月の選考会の直前に最有力と目されていた国会議員が突然、辞退を発表。

その後、選考方法も見直され、委員による投票の際に「白票」が認められました。

これは「該当者なし」を意味するもので、候補者選びに逡巡する思いも透けて見えます。

選考委員27人による投票は、伴市議が18票を得て、5票の藤田市議を破り、自民党の推薦候補になりました。しかし。

三上洋右札幌市議
「自民党が率先して何をやるとかでなく、伴候補者がどのような行動を取るかと、一枚岩でやっていけるようなことをやっぱりやっていただかなければならない」

■他候補も動き出し保守層の取り込みが焦点に

一方、4票の白票には、どんな思いがこめられているのか。

伴市議は後日、正式に出馬会見を開く予定ですが、自民党、経済界が足元をどこまで固められるかが、課題です。

荒井優前衆院議員
「いま議論をされている副首都、これはぜひ実現していきたい」

先週、出馬会見を開いた前衆院議員の荒井優氏。国政時代は、野党・中道の所属でしたが、市長選では、政府・与党が進める副首都構想の実現を掲げます。

さらに、反対の声も根強いオリンピック・パラリンピックの誘致も「ゼロベースで議論したい」と言及。誘致を目指したい経済界とバランスをとります。

一足先に出馬表明した入澤拓也氏も自民党と距離が近く、IT業界など経済界とパイプがあります。

早くも構図が固まりつつある札幌市長選は、今後、保守層の取り込みが焦点になりそうです。