消費税減税で得する人・損する人 食料品1%のあと中間層は「事実上大幅増税」?玉木雄一郎×山田真哉【国民民主党】

リリーの政治ニュース
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2026年09月22日
来年4月から、食料品の消費税が8%から1%に下がります。ただし2年だけです。2029年3月で終わり、4月からは8%に戻って、代わりに「給付付き税額控除」が始まります。この改正について、国民民主党の玉木雄一郎代表と、公認会計士・税理士の山田真哉さんが話し合った対談を、リリーがわかりやすく解説してお届けします。

山田さんは「税理士としては過去イチ分かりづらい」と話します。言葉が難しいのではなく、この改正が何をどこへ向かわせたいのかが分からない、というのが理由です。

玉木代表が一番の問題だとしたのは、減税から給付へ「つながる人とつながらない人がいる」ことでした。給付の対象が年収いくらまでなのかは、税制改正大綱には書かれていません。ヒントとして書かれている「諸外国の平均所得の50%前後」から計算すると、240万円や270万円という水準になります。東京都の最低賃金でフルタイムで働くと250万円ほどになるため、「東京だったらもはや誰も正社員が対象じゃない可能性が出てくる」という話にもなりました。

そして玉木代表は、普通に思っている意味での中間層は「2029年4月から事実上大幅増税になっちゃうんじゃないか」と指摘します。食料品の税率は1%から8%へ、7%ポイント上がります。「7%ポイントも一気に上げること」は、消費税の歴史にありません。

損をするのは消費者だけではありません。免税事業者や簡易課税の農業者は、払いすぎた消費税の還付を受けにくく、負担は3000億円から4000億円になるという試算も示されました。外食への支援は「もっと冷たくて」、うどん屋さんには「仕入れが安くなったんだから下げろ」という値下げ圧力がかかる、という心配も語られています。

もらえる額は「マックス16万」から「最低が1000円」まで幅があり、給付を続けるための恒久財源は「全く想定されていない」。対象になる年収も財源も、この秋の臨時国会で決まります。

―― 目次 ――
0:00 ダイジェスト
0:47 リリーの解説
1:20 玉木代表:来年4月から何が始まるのか
2:41 山田真哉さん「過去イチ分かりづらい」
3:29 2年後の出口と、給付の対象年収
10:41 仕入税額が引けない農業者と税理士
12:53 外食への支援と、うどん屋への値下げ圧力
14:43 「現場の納得感」と複数税率の弊害
16:50 もらえるのは最大16万円、最低1000円
19:00 秋の臨時国会で決まること
19:48 玉木代表の締め
20:58 今回のまとめ
23:02 用語解説
24:25 エンディング

―― 用語解説 ――
◆ 食料品の消費税1%:2027年4月から2年間だけ、食料品の消費税が今の8%から1%に下がる。2029年3月で終わり、4月からは8%に戻る。
◆ 給付付き税額控除:納める税金がある人は税金を安くし、税金が少ない人にはお金を配る仕組み。食料品の減税が終わったあと、本格的に導入することを目指して議論されている。
◆ 就業者負担軽減支援金:給付付き税額控除につなぐ給付。2027年4月から、中低所得で働く人に市町村が年1回支給する。もらえる額の幅は大きく、対象の年収はまだ決まっていない。
◆ 免税事業者・簡易課税:免税事業者は消費税を納めなくてよい小さな事業者、簡易課税は売上から簡単に税額を計算する方式。どちらも、払いすぎた消費税を返してもらう還付を受けにくい。
◆ 複数税率:食料品だけ税率が違う状態のこと。今も食料品は8%、それ以外は10%に分かれている。税率が2つあると、仕入れや外食との線引きで計算が複雑になる。

―― この動画の独自リサーチ ――
対談の音声を2通りの方法(Whisper と YouTubeの自動字幕)で文字起こしし、食い違う箇所はその部分だけ、速度を変えて複数回聞き直して字幕を発言どおりに起こしています。言いよどみ(「え」「ま」など)は省きました。
どちらの発言かは、対談の映像で口元を1か所ずつ確認して名前を表示しています。
制度の事実関係(2027年4月1日から2029年3月31日までの2年間、つなぎの給付の名称が「就業者負担軽減支援金」であること)は、税制改正大綱の閣議決定を伝える報道で確認しました。
本編で玉木代表が触れている「2番から6番の目的」は、対談の前半で山田さんが整理した6つの政策目的を指します(本編では扱っていない部分のため、画面に注記を入れました)。

―― 出演 ――
玉木雄一郎(国民民主党 代表・衆議院議員)
山田真哉(公認会計士・税理士)

―― 映像の引用元 ――
※たまきチャンネルは、概要欄で切り抜きを許可しています(「たまきチャンネルは切り抜きOK!! どんどんお願いします!」)。元動画の趣旨は改変していません。
・たまきチャンネル「【緊急対談】過去イチわかりづらい?食料品消費税1%と給付付き税額控除の盲点をオタク税理士・山田真哉氏と徹底解説!」(2026年9月19日)
 https://www.youtube.com/watch?v=EzZSlBy-bvU

―― クレジット ――
ナレーション:VOICEVOX:波音リツ
BGM:BGMer/甘茶の音楽工房

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