【財務省】高齢者3割負担の先にある「病院が消える未来」

病院グループ総帥 中田総院長
リアクション
2026年04月29日
高齢者の医療費を「原則3割負担」にする議論が、財政制度等審議会・財務省の資料をきっかけに現実味を帯びてきています。

現時点で、70歳以上を一律に3割負担にする法律が決まったわけではありません。しかし、財政当局は明確に「現役世代と同様に原則3割負担へ」という方向性を示し始めています。

この問題は、単なる「高齢者の窓口負担が増える」という話ではありません。

自己負担が増えれば、受診控えが起きます。
慢性疾患の外来受診は減り、長期処方やリフィル処方が後押しされ、在宅医療は本当に重い患者だけに絞られていく可能性があります。

さらに、病院経営はすでに厳しい状況です。
医業利益が赤字の病院は多く、医療機関の倒産・休廃業も増えています。そこに外来・在宅の患者減少が重なれば、地域の病院やクリニックが静かに消えていく可能性があります。

今回の動画では、

・高齢者3割負担の議論の現在地
・現行の高齢者医療制度
・高額療養費制度の限界
・在宅医療の自己負担の実態
・リフィル処方、長期処方との関係
・病院経営と地域医療への影響
・救急医療に波及するリスク

について、医師・医療経営者の視点から解説します。

医療費削減は必要です。
しかし、医療機関がなくなってからでは遅い。

これは高齢者だけの問題ではありません。
自分の親、自分の家族、自分の地域の医療をどう守るのかという問題です。

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