新党・中道改革連合 立憲議員は合流 自民議員は“公明票”つなぎ止めへ 愛知の選挙区は早くも活発化 (26/01/19 14:22)

メ〜テレニュース
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2026年01月19日
2月8日に投開票が有力視されている解散総選挙。立憲民主党と公明党が新党、「中道改革連合」を立ち上げるなど政界再編の動きが活発になる中、東海地方の議員も準備を本格化させ、臨戦モードに入っています。

「対立あおり分断を深める政治ではなく、生活者ファーストの政策を着実に前へ進める中道政治の力が求められている。高市総理の目指す社会とは違うものである」(立憲 安住淳幹事長)

「中道改革連合」は19日午後3時に党の基本政策を発表し、「食料品の消費税ゼロ」を目玉に掲げました。

 恒久的にゼロにするとして、財源には政府系ファンドの創設や基金を活用する考えです。

 また、原発政策については「将来的に原発に依存しない社会を目指す」と盛り込んだ一方、安全性の確認や地元の合意などを条件に再稼働を認める方針です。

 安全保障政策では、「集団的自衛権」の文言は盛り込まず、「平和安全法制が定める存立危機事態における自国防衛のための自衛権行使は合憲」としています。

既に活発化している選挙区も

 愛知県豊川市、蒲郡市、新城市などを含む、愛知14区。自民と立憲の現職2人の動きは、すでに活発化しています。

 立憲民主党の大嶽理恵衆院議員は18日、新城市の消防イベントに参加しました。

 2月8日が有力視される解散総選挙に向けて、立憲民主党を離党し、公明党との新党「中道改革連合」に合流予定です。

「先輩たちが大きなかたまりを作って、自民党には変えられないものを目指していきたいというのは、私も思いを共有しているので、それがかなったという意味では嬉しいが、あまりにもちょっと急展開で。国政というのダイナミックだなと…」(立憲 大嶽理恵衆院議員)

 短期決戦が予想されるだけに、思わずこんな本音も。

「衆議院というのは、えらい荒波がくるんだなと思って。この荒波を乗り切れるかしらという…」(大嶽衆院議員)

 選挙活動で使うことになる新たなポスターなどの準備に追われています。

「今バタバタで、もう秘書陣が精一杯やってくれているので、なんとか間に合うと思います」(大嶽衆院議員)

 ただ、地元の有権者からは…。

「中道はいいんだけど、名前がしっかり入ってこないのも事実」(50代 豊川市民)

「『センスがないな』と思ってしまったので、『この党の名前で行くぞ!』というので考えるとちょっと弱いかなと思ってしまう」(50代 新城市民)

 有権者に浸透するには、まだまだ時間がかかりそうです。

公明党の票の行方は…?

 今回の連携で、注目が集まっているのは去年まで自民党と連立を組んでいた公明党の"票の行方"です。

 小選挙区では、公明党出身の議員を擁立せず、「中道改革連合」に合流した議員を応援することになっているため、立憲民主党出身の議員にとっては、新たな支持層拡大のチャンスでもあります。

「合流したから(“公明票”が)ぱっと来るものではないという思いがしています。私たちの訴え、例えば福祉だとか教育・人に優しい政治だとか、そういったことを訴えることによって、公明党を支持していた方々に思いが届くようにやっていきたい」(大嶽衆院議員)

Q.もともとの支援者が離れる心配は

「自分自身は変わらないと思っているので、私自身これまでもウィング広くやってきたつもりでいるので、そういった方の指示が離れないようにきちんと説明していきたいと思っています」(大嶽衆院議員)

自民議員は“公明票”つなぎ止めへ

「1月から電気・ガス料金の低減などもやっているが、こういった物価高対策をもっと大胆にやっていかなくてはいけない」(自民 今枝宗一郎衆院議員)

 対するは、前回の衆院選で小選挙区を制した自民党・今枝宗一郎衆議院議員。19日朝から地元のあいさつ回りに奔走していました。

「今回は時間がないので、予定を詰め込んで皆さんにお願いしている。元々は新年のあいさつで行こうと思っていたところが、解散前の皆さんへのあいさつに変わった」(今枝衆院議員)

 解散の"大義"が問われる中で、有権者の納得を得ようと躍起になっています。

「民意を大切にしないといけないという高市さんの思いですから、選挙で信を問うという話になるので、ぜひとも皆さんにはご理解いただきたい」(今枝衆院議員)

 これまでの選挙では公明党との協力関係があった今枝議員。今回の新党結成の動きに、初当選時から支える後援会には警戒感がにじみます。

「前回より厳しい状況になるかと心配している。今まで公明党と戦ってきたが、どちらに動いていくか心配しているところ。数字的にはっきり捉えていないが、数千~数万票はもらっていたと思う。気持ちを入れ替えて皆さんに協力を願わないとけないかなと思う」(今枝議員の後援会関係者)

 その一方で、今枝議員は公明党と理念が合致するところもあるとして変わらずの支援を訴え、支持者のつなぎ止めを図る考えです。

「選挙はこれからの未来のビジョンと具体的な政策を1人でも多くの方に伝えて公明党の人だけではなく、全ての人に伝えて1人でも多く応援してもらうのが筋だと思うので、堂々とビジョンと政策を訴えていきたいと思う。必死に時間内に1人でも多くの人に訴える、それだけです」(今枝衆院議員)